紀元前400年ヒポクラテスの時代より、患者に手をあて、患者を癒す身体診察はなされてきた。
血圧計・聴診器が開発され、普及したのは1900年前後。わずか100年前後で医学はめざましい進歩を遂げ、CT・MRI検査で、患者に触れずして臓器をのぞくことが可能になった。
では、診察はいらなくなったのか?
聴診器は捨て、血圧は機械に全て頼ればいいのか?
最近では日本全国のいたるところで患者のこういう声が聞こえてくる・・・
「先生はパソコンの画面ばかりみて目も合わせてくれない」
「身体に一度も触れてくれない」
医療の形とは何か。フィジカルとは何か。
もう一度話し合うべき時が聴診器が開発され100年経った今ではないだろうか?
手あて(フィジカル)で溢れるセカイを目指して・・・